闇金融の流儀とは

日陰の存在である、闇金融の流儀について

都道府県知事あるいは財務省の財務局の登録を受けている消費者金融業者(財務局の場合、二つ以上の都道府県に跨って営業をする場合に登録を受けます)は、貸金業に関する関連法令等を遵守して「陽の当たる場所」で堂々と営業をしています。

 

しかし、世間には、日陰とされている、人の目の付かない場所で活動をしている闇金融業者が少なからず存在しています。

 

正規の業者と違って、闇金融を行っている者は、固定電話でなくて携帯電話の番号のみを表記して「都道府県知事の登録を受けています」という謳い文句で営業をしています。
貸金業法では、固定電話を一切設けないで営業をする事を禁止しており、これに違反した場合は罰則を受ける事になっています。

 

お金を借りる場合、現在、貸金業法等では「年収の三分の一以下の額が、貸付の限度額となっています」とされており、正規の業者であればこのルールは遵守しなければなりません。
また、無職者で収入を一切得ていない(非課税の収入も含みます)場合は貸金業者を利用出来ないことになります。

 

世間では、貸金業法の適用を受けている正規の「陽の当たる場所」で営業をしている業者から相手にされず、闇金とされる者から金銭を借りようと考える人が少なくないとされています。
闇金の存在ですが、非常に身近であると思っても決して大袈裟ではありません。
闇金は、携帯電話の番号のみを表記した上で、「ブラックリストに載った方、親身になって相談に応じます」だとか、「貸金業法が改正されて、低所得者あるいは無職の方で、正規の業者さんから断られた方、弊社が救済致します」と謳って営業をしています。
こういった、「甘い言葉」には、お金を借りたいという人は惹かれるものです。

 

営業方法ですが、不特定多数人に対して電話を掛けたり、ダイレクトメールを送付したりするといった行為が多いです。
また、街中で、電柱や電話ボックスにビラ貼りをしたり、スポーツ新聞やアダルト系の雑誌に広告を載せるといった手口も行っています。
新聞広告ですが、スポーツ新聞タイプの場合、「ブラックの方、歓迎致します」と言って宣伝をしています。

 

ただ、新聞の場合、日本経済新聞であればメディア審査をする部署が在り、「破産者の方や、ブラックリストに載った方に融資します」という広告は違法とみなして却下されますが、スポーツ新聞タイプでは広告が掲載されたという事が少なくなかったといいます。

 

また、新聞や雑誌に載っている広告では、「都道府県知事あるいは財務局の登録済み」で登録番号が掲載されていますが、その番号が果たして正しいかどうかは、冷静に物事を考えられる人であれば見抜けるでしょう。
それに、財務局等に問い合わせをするに違いありません。

 

 

お金を借りる人ですが、とにかく金銭が欲しいという人、パチンコ等で大負けをして資金が欲しいという人が思い浮かぶでしょう。
パチンコで負けた人に対し、パチンコ店で闇金の関係者が融資をしますと勧誘をする事が在り、大負けした人にとってはその人物は天使のように見えるかもしれません。

 

闇金ですが、勧誘の仕方は、「とにかく親身に」、「甘い言葉で近付く事」となっています。
闇金からお金を借りてしまった場合、こうなってしまうとどうしようもないでしょう。
取立ては苛烈であり、金利は貸金業者が遵守している出資法や利息制限法の適用は一切無く、人権を無視した取立てを行います。
まるで、「埴輪が大魔神に急変してしまったような」感じで態度が急変し、脅迫をして返済をするように迫ります。

 

なお、闇金業者ですが、正規の業者でも見受けられるといいます。
例えば、登録を受けていながら、出資法が定める上限とされる法定利率を無視していたり、広い意味での闇金は「正規の業者であっても、商売欲が強過ぎて法令遵守せずに犯罪に手を染める者」も含まれます。

 

因みに、正規でない「典型的な」闇金業者ですが、勧誘方法は、官報に掲載された破産者の情報を手掛かりにダイレクトメールを送付するといった行為が代表的であり、まるで魚釣りみたいな行為といえます。

 

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