人生が崩壊しそうになった

闇金業者から融資を受けて人生が崩壊しそうになった

一度でも慣れた生活レベルを大幅に引き下げてしまうのは、実に辛いことだと私は思います。
コネで上場企業に採用されたことを皮切りに、2年ほど私の生活が贅沢になったことがありました。
帰宅後は毎日のように刺し身を食べたり接待で美味しい料理に舌鼓を打つなど、本当に充実した日々を送っていました。

 

ところが、私の採用に大きく関与してくれた人物が上司と喧嘩してしまいそのまま退職してから状況が一変します。
徐々に私へ仕事が回されなくなるだけではなく、いわゆる追い出し部屋でダイレクトメールの封入作業しかさせてもらえなくなりました。
惨めな状況に我慢できなくなったので、私は退職することを決意しました。

 

それからというもの、定職に就くことなく貯金を切り崩す生活が続きました。
生活レベルは全く変えなかったので、毎月24万円の支出が重くのしかかります。
ついに貯金が底をついて消費者金融からの融資を希望しましたが、有名所の全ては私を審査に通しませんでした。
途方に暮れつつ街中を歩いていると、月極駐車場の壁に闇金業者のポスターが貼ってありました。

 

携帯番号が記載されていたので、是が非でも融資を受けたかった私は迷うことなく電話をかけました。
薄暗い雑居ビルへ行くように指示されたあと、私は闇金業者から5万円を借り入れることになります。

 

あまりにも嬉しかったので友人に報告すると、闇金業者にだけは頼らないほうがいいと強く言われて我を取り戻しました。
結局は怖くなったので、日雇いの仕事を繰り返して早々に完済してしまいました。

 

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